蜂の駆除方法を知るには、まずハチの生態などから

 

ハチとは

ハチは、草木にとっての害虫である蝶や蛾の幼虫などの昆虫を捕食したり、植物の受粉の手助けをする(虫媒花)など、自然界の生態バランスを保つうえで大切な働きをしている昆虫です。

最近では、ハチと人間が接することが多くなっため、巣を刺激して、ハチに刺されるというトラブルが起こっています。

しかし、スズメバチ以外は攻撃性は少なく、おとなしい昆虫であるため、ハチの種類と特徴を十分に理解して、実害が無ければ極力放置するのが望ましいです。

 

 

 

ハチの巣を見つけたら

ハチは、庭木や家の軒下などの開放空間、屋根裏や壁の中などの閉鎖した空間に営巣します。
1.ハチの種類の見分け方
ハチは、種類によって攻撃性や毒性などに違いがあり、対応方法も違ってきます。まずは、巣の形からハチの種類を特定しましょう。(下記を参照してもハチの種類が特定出来ない場合には専門業者に問い合わせましょう)

 

 

ハチの種類はおおむね3種

 

スズメバチ

スズメバチは、ハチのなかでもおおむね20から40mm程度とハチの部類では最も大きく、巣に近寄ると攻撃を仕掛けてくるほど攻撃性が高い、まるで戦闘民族サイヤ人のようです。
そしてマーブルのような模様の丸い巣を、4月ごろから10月頃にかけて作製します。

 

ミツバチ

ミツバチは、12mm程度と割と小さく、春には女王バチと働きバチのが新しい巣を作るために巣分かれして(分巣)、木の枝などに女王バチを中心として働きバチがかたまりとなり、新しい巣を作るのに条件のよい場所を探します。よい場所が見つかるまで数時間から数日の間、同じ場所に群れますが攻撃性がないため、極力そのままにしておくのが望ましいです。

アシナガバチ

アシナガバチは、おおむね15から25mm程度であり、巣はシャワーのような形をしており、4月ごろから家の軒下や樹木の枝に営巣します。巣を刺激しなければ、襲ってくることはまずありません。

 

 

 

ハチの種類と営巣状態の違い

スズメバチの営巣

夏から初冬頃に見かけるもので、しましま模様に球形または楕円形で、出入り口が1ヶ所なのが大きな特徴です。
スズメバチは攻撃性も毒性も強い上に、この時期には多くの働き蜂が活動しているため、個人で駆除するのはとても危険ですので業者に駆除依頼しましょう。

 

アシナガバチの営巣

ジョウロの先端の部分がシャワーヘッドのような形で下から巣を見上げるとたくさんの巣穴が見えるのが特徴です。
アシナガバチは基本おとなしいハチなので直接刺激でもしない限り人を刺したりはしません。
またアシナガバチについては、ある程度注意すれば個人でも安全に駆除することができます。

 

ミツバチの分巣

春から夏頃にかけて木の枝や軒下などに小さい無数のハチがびっしりと固まっていて、巣が見えないようなものはミツバチの巣別れです。
これは、主に4から6月頃の新女王蜂が誕生した時に、今までの女王バチと働きハチが古い巣を譲り渡し、新しい巣を作る場所を探して移動している状況のことです。
あまりのハチの多さに恐怖を感じるかもしれませんが、この状態の時のハチは大変おとなしく、直接刺激でもしない限り人を刺したりはしません。
早ければ数時間、長くても3から4日程度で移動しますので、そっとしておいてあげましょう。

 

 

 

ハチに巣を作らせない

スズメバチがよく巣を作るのは、次のような場所です。

・屋根裏
通気口や瓦のすき間から、屋内に入り巣を作りますので、換気口に網を張ったり、屋根の場合は瓦の点検などを行うのが望ましいです。

この場合、ハチの対策だけではなく、家屋にとっての大敵であるシロアリの対策も同時にできますので、やっておくと有効です。

良いシロアリの業者は愛知県にもいますので、ご確認下さい。

 

・壁の中
雨戸の中や、壁の小さなすき間から壁の中に入りますので外壁の点検を定期的に行うのが望ましいです。

 

・植え込みの中
茂みの中や植え込みの木の中も巣を作りやすいですので、植え込みはきれいに刈り込んで、通気を良くするのが望ましいです。

 

その他の注意事項としては、ハチの餌になるものを放置しないということです。

スズメバチが人のいる場所(住宅などの建物)へ進出したことの要因には、私たち人間が出すごみにもあります。(空き缶に残った液体・生ごみなど)
生ごみ・空き缶などを放置せず、キチンと片付けて、定期的にごみを出すことが被害を防ぐ上で、簡単にできる事です。

 

 

ハチの巣の駆除の必要性について

ハチは毒を持った虫ですが花粉を媒介する(虫媒花)、害虫などの虫を捕食するといった自然界で大切な役割を持っています。

ハチが人を刺すのは、巣が危険にさらされたとハチが察知した場合と、ハチに触れるなどして直接刺激した場合だけです。
実は、通常巣から離れて飛んでいるハチは人を刺さないのです。

また、ミツバチ以外のハチの巣は、1年限りの使用で冬にはいなくなり、翌年ハチが再びその巣を使うことはありません。
もし、巣の出来た場所が生活に支障が無く、ハチを刺激する可能性が低い所であれば、放置しても問題はありません。

住宅地に巣をつくるハチは主に、先述したアシナガバチやスズメバチ、ミツバチというおおむね3種類のハチです。
ハチに刺される一番危険な時期は、アシナガバチは7~8月頃、スズメバチは7~10月頃、ミツバチは一年中になります。
ハチの巣が大きくなる、ハチの数が多くなる成長期だからです。

ハチは基本的にはヒトを襲ったりすることはありませんが、色々な要因がハチを刺激してヒトを襲ったりします。
スズメバチは、黒系の色に最も強く反応します。そしてまた、ヘアスプレーや香水のにおいなどにも反応することが実はあります。
まずはハチに近づかないことですね。
特にハチの巣が近くにあるときは、ハチが攻撃してくる場合がありますので十分に注意が必要です。

 

 

ハチに刺され、年間で何10人、何100人もの人が救急車で運ばれており、実はそのうちの何割かの人が亡くなっているのです。
その原因は、ハチに刺されるとその毒の成分により、呼吸困難や血圧低下などのアナフィラキシーと呼ばれる全身アレルギー反応(抗原抗体反応)が起こります。
その中でも命に関わる症状を、皆さんご存知の「アナフィラキシーショック」と言いまして、抵抗力の低いお子さんやご年配の方などが特に危ないです。

中でも特に危険なのがスズメバチです。

「まだ1度も刺されたことがないから安心」と思っている方がいるかも知れませんが、実はそれは誤解であり、1度刺されただけで亡くなる方もいます。
しかし、亡くならないまでも、強い痛みや腫れ、または高熱などの症状に何日間も悩まされるのは確実ですので、油断や安易な楽観は禁物です。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です